こんにちは、管理人です。
日本だけではなく、海外でも人気の「東京喰種」。魅力的なキャラクターたちの中でも、一際存在感＆ミステリアスな雰囲気を醸し出している【スケアクロウ】について考察＆ネタバレをしていこうと思います！
東京喰種とは
『東京喰種』（とうきょうグール）は、石田スイ先生によって描かれたダークファンタジー・ホラー漫画で、2011年から2014年まで『週刊ヤングジャンプ』に連載されました。物語は、人間の姿をしていながら人肉を食べなければ生きていけない「喰種（グール）」と、彼らに立ち向かう人間たちとの戦いを描いたものです。
主人公は、普通の大学生だった金木研（カネキケン）。ある日、彼はグールであるリゼとの事故をきっかけに、半喰種（はんグール）として生きることを余儀なくされます。人間とグールの間で苦悩しながら、自分のアイデンティティを模索するカネキの成長と、その裏で進行するグールと人間の勢力争いが物語の中心にあります。
スケアクロウとは
スケアクロウは、漫画では「東京喰種：re」2巻17話、アニメでは第3シーズン「東京喰種:re」６話、ともに「オークション掃討作戦」に初登場します。顔を「へのへのもへじ」と書かれた布で覆っており、さらには、意味不明な言葉を発しているため、人肉を喰らう喰種の中でも、ある意味、一際存在感＆不気味さを放っています。また、CCGからは無害ではあるもののCレート喰種に認定されています。
「スケアクロウ」の正体は？
そんなスケアクロウの正体について考察していこうと思います！
ウタ
ウタは「HySy ArtMask Studio」という喰種向けのマスク専門店を営んでおり、喰種たちが身を隠すためのマスクを作ることで知られています。
名前: ウタ
職業: 「HySy ArtMask Studio」のマスク職人
特徴: ウタは全身にタトゥーを施し、特に顔には多くのタトゥーやピアスがあります。彼の目は常に「黒い目（喰種の特徴）」で、白目部分が黒く、瞳が赤い状態です。これは、多くの喰種が感情的に興奮した時にのみ現れる特徴であるため、ウタが常にリラックスした性格を持ちながらも、危険な存在であることを示唆しています。
見た目なども相まってウタは非常に怪しい存在ではありますが、「オークション掃討作戦」にてウタは、ピエロの一員として司会として登場しています。
ドナート・ポルポラ
ドナート・ポルポラは元神父という特異な経歴と、冷酷かつ知略に長けた性格で、多くのファンに強い印象を残しています。
名前: ドナート・ポルポラ（Donato Porpora）
別名: プリースト（神父）
所属: 元「クラウン」メンバー、収監されていた喰種専用の刑務所「コクリア」の囚人
特徴: 鋭い知性と冷酷な性格、他者を操る計略家
ドナート・ポルポラは元々ロシアの孤児院で神父として働いていた人物でしたが、その裏で残虐な行為を繰り返していた喰種でした。彼は孤児たちを育てながら、裏で彼らを殺し食べるという極めて残虐な生活を送っており、また、CCG捜査官である亜門剛太朗の育ての親でもあります。
非常に残酷で何を考えているかわからないミステリアスな部分は「スケアクロウ」と重なる部分がありますが、「オークション掃討作戦」時では、ドナートはコクリアに習慣されていたので、彼も「スケアクロウ」ではないでしょう。
「スケアクロウ」の正体はヒデ！！
永近英良（ヒデ）とは？
ヒデは、物語の序盤から登場する金木の幼馴染であり、普通の人間として描かれていました。彼は明るく、好奇心旺盛な性格で、金木が喰種としての新たな生活に苦しむ中でも支え続けた友人です。ヒデは金木の変化に気づきつつも、直接そのことに触れることなく、彼を陰から助ける行動を取っていました。
ヒデ＝スケアクロウとわかるまで
『東京喰種』の終盤、金木研（カネキ）とヒデは対面し、ヒデが何らかの方法でカネキを助けた後、ヒデは姿を消します。物語上、この時点でヒデが死亡したかのように描写され、カネキ自身もヒデが「死んだ」と信じていました。このため、読者や登場人物たちの間でも、ヒデはカネキとの最後の接触後に命を落としたと考えられていました。
しかし、「東京喰種：re」14巻にて、ヒデ＝スケアクロウだと判明します。彼は「スケアクロウ」として活動しており、顔を隠して喰種たちやCCGに対して重要な役割を果たしていました。ヒデは、カネキを助けるために、CCG内部や喰種の組織に潜入して行動していたのです。
まとめ
ヒデ＝スケアクロウであることが分かりましたね！「東京喰種：re」の序盤からミステリアスな雰囲気で多くの読者をひきつけていた「スケアクロウ」。「東京喰種」の最終話で死亡したと思われていたヒデが「スケアクロウ」として金木のことを思って行動していたのは、胸に来るものがありますよね！
東京喰種には「スケアクロウ」以外にも多くの魅力的なキャラクターが登場しています！ぜひ、みなさんも読んでみてはいかがでしょうか！？
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